前から気になってた『限りある時間の使い方』という本を読んでみた。
今年こそは1週間に1冊は本を読むぞー!と目標を掲げたけど、これが今年1冊目です…汗
時間術の本っていうより、人生の見方をちょっとずつ直される本だった。
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勝手ながら感じた感想をちょこっと。
最初にグッときたのが「生きるって可能性に別れを告げること」みたいな話。
つまり、どんなに最高の人生でも、全部はできない。
何かを選ぶってことは、別の何かを諦めるってこと。
ぼくって、わりと「全部やりたい」タイプなんだけど、そりゃ無理だよな…って冷静になる。
でも同時に「選べること自体が奇跡じゃない?」っていう視点も出てきて、そこが良かった。
諦めるのはつらいけど、選べるって贅沢なんだよね。
あと痛かったのが「優柔不断」の話。
決めなければ、未来の可能性が全部キラキラしたまま残ってる気がする。
でも実際は、決めないまま時間が過ぎて、勝手に消えていく。
決めないことの怖さが地味に刺さった。
また面白かったのが「忍耐」の話。
この本では、忍耐が「根性で耐えること」じゃなくて
「問題が未解決のまま居続けられる力」として描かれていた。
難しい問題にぶつかると、未解決の状態が不快で、とにかく最速で片づけたくなる。
仕事でも恋愛でも、人間関係でも、未解決の状態って気持ち悪いじゃん。
だから、ちょっと雑になってもいいから早く片づけたくなる。
でも本当は「未解決の気持ち悪さに飲まれず、ちゃんと前へ進める」ほうが大事で、そのためのルールがまた面白かった。
1.問題がある状態を楽しむ
問題がある=ダメ、って思うと、早く消したくなる。
すると、雑に片づけたり、適当に結論出したり、とにかく“問題がないこと”が目的になる。
でも「問題があるのが普通」って思えると、未解決の時間がそんなに敵じゃなくなる。
これってつまり、未解決に耐えるってことの入口なんだよね。
「うわ、まだダメだ…」じゃなくて「一つ一つやっていこう!」って言える感じ。
2.小さな行動を着実に繰り返す
未解決ってしんどいのは、でかい塊のまま目の前にあるからで。
小さくても、毎日ほんの1ミリでも進めると、コントロール不能な不快感がちょっと減る。
「状況は変えられる」って手触りが残るから、投げ出しにくくなる。
気合で粘るんじゃなくて、反復で筋肉をつけて何度でも挑戦し、解決する感じ。
3.オリジナルは模倣から生まれる
これも忍耐と関係あるのが面白い。
最初から“自分だけの答え”とか“完璧な正解”を出そうとすると、結果を急ぐし、うまくいかないとすぐ心折れる。
でも模倣って「まずは型を借りていい」ってことだから、焦りが減る。
うまくいかなくても「そりゃ練習中だよな」って思えるし、続けやすい。
続けてるうちに、勝手に自分の癖が混ざって、結果としてオリジナルになる。
つまりこれは、続けるための仕組み=忍耐の土台ってことなんだと思う。
要するに、未解決がつらいときは「途中をOKにして」「一回で片づけようとせず」「まず型を借りて続ける」ってことらしい。
最後に「おっ」ってなったのは、時間の話がいきなり“他人”の方に広がるところ。
友達と遊ぶとか、仕事とか、何でもそうだけど、結局ひとりで時間が余ってても意味がない。
人と関わって、はじめて時間が「経験」になる、っていうのはたしかにそう。
あと「並み外れたことをやろう」みたいな過剰な期待を捨てろ、っていうのも、ぼくには効いた。
すごいことしようとすると、だいたい焦るし、空回るし、いつまでも満足できない。
それより、地面に降りて、有限な人生をそのまま味わえ、って。
結局この本、何を言ってるのかぼくなりにまとめると、
・全部はできない
・問題はすぐ片づけたくなるけど、時間をかけることも時には大事
・人、社会とのかかわりとの時間が「経験」になる
って感じだった。
時間をうまく使うって、予定を詰めることじゃなくて
「どれをやらないか」とか「焦りに飲まれない」とか、そういう姿勢の話。
あと最後に残ったのはわりとシンプルで
自分が楽しいと思えることが、最善の時間の使い方かもしれないってやつ。
この気持ち、結構忘れがちだから、たまに思い出したい。
今日の猫
ごはんまだ?って顔で寝てました



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